自分の足で進む道

学生という時間が過ぎ、社会へ出ようとする時、いろんな選択肢があったり、今の社会に不安になって悩む事もあると思う。

申し訳ない。僕を含め、今の大人たちの情けない姿がニュースで流れたり、子供たちには「あーしろ、こーしろ」と言うのに、言ってる大人たちができていなのだから、そりゃ悩むよな。

又、就職を選ぶ時、少しでも名の知れた企業に勤めて、みんなに自慢したいとか、友達が内定をもらった企業よりももっと大きな企業に内定をもらいたいとか思う時もあるかもしれない。

最初から「この仕事が天職だ!」というものに出会う事は、本当に稀だと思う。

ほとんどの人は、今の仕事が天職かどうかわからないまま日々を過ごしているのかも知れない。

でも、どんな大きな会社でも、個人で働く人でも、これからの社会・今の子供たち・これから産まれてくる新たな希望の命の為に、少しでも良くなる社会を残してあげたいという想いを持っている限り、それはしっかり「社会の歯車」になっていて、その歯車は、大きな物であっても小さな物であっても、どれ一つ欠けてもうまく回らない大切な「オンリーワン」な役割である事に間違いはない。

だから、大きいとか小さいとか、有名とか無名とかそんなものに捉われずに「自分が笑顔で働けているイメージができる」「自分の事を、会社の歯車として大切に考えてくれそう」な道を、自分の直感とか湧き上がる想いを信じて、自分の足で進んでみて欲しい。

途中、その道が想像していたのとは違っても、自分の想いを信じて歩んだ道なら、次に進む時も、それまでの時間は全て次の道への糧となって階段を一歩上がれると思う。決して誰かのせいにしたり、何かに責任転嫁したりしないと思う。

そういう人間は強い。背負うモノに価値が出てくる。そう思う。

今の世の中は、いろんな情報が飛び交い、その情報は「興味を持たそうとして」の嘘だったり誇張されたものだったりするから、迷う事もあると思う。

でも、自分の道は自分で決める権利がある。そして、自分の気持ちと向き合うと、直感が既に「答え」を出してくれている事も多々あると思う。

それが結果的には、自分の人生を自分の足で歩いているという事に繋がるのかもしれない。

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