お風呂を温めるキーマンの取替

大浴場のお風呂のように、ろ過装置で循環しているお風呂は、通常「熱交換器」と呼ばれる機器を通って温まっていきます。

この熱交換器に、給湯器やボイラーからの熱いお湯を送って、徐々にお風呂のお湯を温めていくのですが、いつまでも送り続けると「もうこの温度でいいよ」といっても温度が上がり続けてしまいます。

そこでキーになるのが【三方弁】(温調弁と呼ばれたりします)と呼ばれる機器です。これは、熱いお湯の流れる道を切り替えて、温度を上げる時はこっち、温度がもういらない時はこっちと制御してくれています。

↑三方弁というのが、こんな物です。今回は、この三方弁の劣化について取替を実施しました。

今回の対象がこちらです。経年劣化もあり、又、配管部から漏水も発生しています。

早速取り替えていきます。

まずは配線の状態を確認し、装置のブレーカーを落とします。その後、配線を切り離し、三方弁を取り外します。

無事に取り外し完了です。

これらを組付けて、新品へと取り替えしていきます。

元々取り付いていた寸法に合わせて組んでいきます。

あとは、これを元の位置へ組み付けて、配線を接続していきます。

では、運転状態に異常が無いか、試運転していきます。

概ね良好な運転状態を確認できました。

ただ、お風呂の温度が上がっていく過程で、少し気になる点があったので、お施主様へヒアリングし、大浴場の運用上、不具合を感じるようであれば、それもまた改善を考える必要がありそうです。

弊社は、単純に機器の修繕を実施するだけではなく、どちらかと言うと「なぜこうなったのか?」や「運用上、ベストな機器の状態にするには?」という事に興味があります。大浴場の設備で、何か不満や不都合を感じておられるようでしたら、いつでもご連絡ください。

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