「苦楽」とは、単純に「苦しいこと」と「楽しいこと」を分けて表現する言葉ではないと思う。
苦しいことを経験した後に、(その事柄を)楽しめたり、本当に楽しいことって何なのか?がわかってくるという意味を指すのかもしれない。
昔の人がよく「苦労は買ってでも経験しろ」とおっしゃる。
この意味が、「苦楽」という言葉にも通じているような気がする。
苦しいことを経験した先にあるモノが、本当の意味での楽しさに繋がるのなら、その苦しいことというのは、楽しむための「投資」と捉えることもできる。
考えてみると、楽しそうに昔の苦労話をしている時間は、今に感謝して楽しんでいる時間だと思う。