浴槽水を循環して使用している大浴場では、知らぬ間に「見えない所に汚れが蓄積している」事も・・・。 今回も、そんな汚れを「蓄積させない」為の定期的な洗浄作業を実施しました(^^)

今回洗浄するのは、高級感溢れる有料老人ホーム様の大浴場です。露天の景色を眺めながら、岩風呂のような浴槽で癒されておられる様子が伝わってきます(^^) 奥には、車いすのまま入浴できる「リフト浴」が2基も設置されており、要介護度の高い方でも入浴が愉しめるように工夫されておられます(^^) それでは、早速「見えない汚れ」の洗浄作業に取り掛かります(^^)v


まずは、異なる2種類の専用薬剤を、循環している浴槽に投入していきます。

2種類の薬剤の反応で、浴槽水が発泡し、泡の力も利用して配管内やろ過装置内などの「見えない汚れ」をかき出していきます。


循環が進んでいくと浴槽に汚れが浮き出てくるので、これらの汚れや薬剤の反応を見ながら一旦循環を終え、薬剤を排水して、次の工程へと移ります。


これは【ヘアキャッチャー】(集毛器)と呼ばれる、浴槽水を循環している途中に設けられているストレーナーのような物で、浴槽水を循環している【ろ過ポンプ】の手前に設置されている事がほとんどです。役割としては、浴槽水に紛れている人毛やバンドエイドなどのゴミを除去し、ろ過ポンプに異物が入るのを防ごうとしてくれています。このヘアキャッチャーの清掃を怠ると、ゴミが循環を邪魔してしまい、正常なろ過運転ができなくなったり、ヌメリの発生によって菌が繁殖してしまう場所でもあります。


続いて、こちらは【電極棒】呼ばれる物で、浴槽水の水位を検知している【水位計】と呼ばれる物の中に入っています。浴槽に水が溜まってくると、浴槽内の水位計用の配管を通ってこの水位計に同じように水が溜まってきて、それぞれ長さが異なる電極棒によって「あ、今このくらい水が溜まっているので、循環をスタートしよう!」とか「もう満水だから、水を溜めるのを止めよう」というような動作へとつなげていく役割をしています。この水位計用の配管の中の水は、普段は「循環していない滞った水」になる為、汚れが付きやすく菌が繁殖しやすい場所なので、しっかり清掃が必要となります。



水位計配管内を高圧洗浄ホースで洗浄し、水位計側からホースで水を送ると、このように配管内に溜まった砂や汚れが出てきます。


水位計配管内の汚れを吐き出したら、殺菌用の薬剤を流し込み、しっかりすすいでいきます。


続いて、浴槽側にもたくさん配管がある為、高圧洗浄をしていきます。




最後に、浴槽内や浴槽内の器具を高圧洗浄していきます。高圧洗浄でも取れにくい汚れは、手作業で落としていきます。


手作業で洗浄すべき箇所を洗浄し終えたら、一旦浴槽へ水を溜め、すすぎ作業を実施します。配管内やろ過装置内に残った薬剤や汚れをすすいで排水していく作業を繰り返します。






すすぎ作業を繰り返し、循環する水がきれいになったら、仕上げに殺菌剤を投入して循環し、配管内や浴槽を消毒していきます。

最後に試運転作業を実施し、お風呂運用上、問題が出ていないか?や今後注意すべき点は無いか?等をチェックしていきます。問題があれば、その場で応急処置できるものは実施し、今後問題がでそうな箇所は報告し、完了します。

日々の清掃や塩素管理状態にもよりますが、これでまた次回の洗浄まで気持ち良くお風呂を愉しんで頂けそうです(^^)v
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