弊社は、介護施設やゴルフ場、スーパー銭湯やホテル・旅館など、大浴場を設置されている施設専門のメンテナンス会社です。
そんな大浴場の運用についてまわるのが、レジオネラ属菌についてです。このレジオネラ属菌については、今さら説明も不要なくらいかと思いますが、とにかく「お風呂の温度くらいが、繁殖にちょうど良い」菌で、水アカなどのヌメリの中で爆発的に繁殖するとされています。
つまり、繁殖に適した「ヌメリ」を発生させない事が、予防の1つとも言えます。しかしながら、循環している配管の中や「浴槽水が滞留してしまう」箇所の清掃は、なかなか日常ではできない事が多いかと思います。
そこで、やはり定期的な洗浄作業が、予防意識を表明する意味でも、効果的かと思います。早速洗浄していきます。
まずは、専用の洗浄用薬剤を浴槽は投入します。いろんな薬剤がありますが、今回は2つの薬剤を使用する洗浄で実施。
しばらく循環していくと、薬剤が発泡し、その泡の力で配管の中のヌメリ等を剥がしてくれます。
泡と共に、ヌメリが剥がれ落ち、色がついてきたりします。ある程度循環し(だいたい90分〜120分くらい)、薬剤の反応が終わったら、一旦排水して、手作業でしか洗浄できない所を徹底的に洗浄していきます。
洗浄すべき箇所を洗い終わったら、今度は配管の中をすすいでいきます。
薬剤の残りもすすぎきれたら、最後は殺菌消毒作業です。
殺菌消毒作業が終われば、試運転作業をして、装置などの動作確認をして完了です。
これでまた、次回の洗浄まで、日常の衛生管理を徹底してもらいながら、気持ちよく安心してご使用頂けます^_^
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